能楽

「能楽」は、ストーリー性のある歌舞劇「能」とセリフを主体とした「狂言」で構成される日本の代表的な伝統芸能。
同じ舞台で交互に上演されて共に発展し、人形浄瑠璃文楽や歌舞伎など後世の芸能にも多大な影響を与えた。
面や装束の美しさに加え、舞台芸能としても芸術的に高い完成度を持ち、作品のほとんどが、演劇のスタイルが確立された14世紀当時と同じ状態で現在も演じられている。
このように、約600年間にわたり伝統が守られてきた芸能は、世界の演劇史上でも類を見ないため、現存する世界最古の舞台芸術とも言われている。