お好み焼き

文字どおり、小麦粉を水で溶いて、海産物や肉など、お好みの具を入れて鉄板で焼く。
昔は小麦粉と水だけの素焼きの菓子だったらしいが、昭和10年頃に始まったとされる、
キャベツを大量に入れ、イカや干しエビなどを加えた「洋食焼き」がベースのようで、それから現在のスタイルの原形ができあがったという。

お好み焼きは下町の食べものだっただけに、関西のどこの町にも必ず店があり、さらに、地元の人たちが通い、その「街」の店だけの味で成り立ってきたといってよい。
具にしても、魚貝類、肉類、穀類、玉子、野菜、果実、演物と、ほぼなんでもありの状況になっており、それに独特のソース、マヨネーズ、花かつお、青海苦などトッピングがからまれば、そのメ二ユーはまさに干差万別である。
広い関西のなかで、大阪の味といわれるのは、たこ焼きとの相関関係にあるからだろう。

ちなみに大阪の家庭の六割以上にたこ焼き器があり、月に二、三度以上は、主食としてのお好み焼き、たこ焼きを食べるというデータもあるらしい。
なるほど、お好み焼きをごはんがわりに食べるということは、関西以外の人からすれば、信じられないことのようだ。