紀伊山地の霊場と参詣道

古代より「神々の隠る聖域」とされた自然豊かな紀伊山地と、自然崇拝を核とする様々な信仰の聖地である「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」とが渾然一体となって文化的景観を形成し、その景観が1000年以上にわたり保存されてきたことが高く評価された。
紀伊山地の霊場は、日本古来の神道と仏教が結びついた神仏習合思想を今日に伝える聖地として遺産価値が高い。
また、「道」が世界遺産として登録された例は、この参詣道とカミノ・デ・サンティアゴ(スペイン)の巡礼道のみである。